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作成した3Dモデルをさらに高品質なコンテンツに仕上げることができるのがTwinmotionです。直感的な操作で高度な機能を使えるTwinmotionですが、はじめて利用するにあたり、基本的な使い方や流れを知りたいという方もいるでしょう。本記事では、Twinmotionの概要や特徴をおさらいしながら、基本的な使い方や流れを解説します。

Twinmotionとは

Twinmotionは、Epic Games社が提供するビジュアライゼーションソフトです。
Twinmotionは、外部ソフトから取り込んだ3Dモデルに対して、マテリアルの変更やライトの配置といった操作が可能です。Unreal Engineというゲームエンジンをベースに開発されていて、リアルタイムレンダリングに対応しているため、ライティングの影響や、反射の効果が作業画面上で即時に反映されます。
ドラッグアンドドロップなどの簡単で直観的な操作によって、Twinmotionに用意されているライブラリから樹木や人物などのアセットを配置できます。これらの高品質なライブラリを活用すれば、レンダリングやビジュアライズ初心者の方にも簡単に、綺麗な静止画や動画コンテンツを作成することが可能です。
また、Unreal Engineをこれから使いたい方や、使いたいけれど難しいと感じている方などにとっては、Unreal Engineをはじめる入口となるソフトです。
なお、Twinmotionは国土交通省の「建築BIM加速化事業」で補助対象となるソフトウェアに登録されています。

Twinmotionの特徴

Twinmotionの主な特徴を簡単にみていきましょう。

直感的な操作ができる

アイコンベースのインターフェースでCG経験がなくても短時間での習得が期待できます。各機能はドラッグアンドドロップやスライダーをスライドするといった直観的な操作で使うことが可能です。
天候や季節の変更、ライティングの効果などもスライダーの操作で実行できます。また、建築・プロダクト・自動車向けのテンプレートも準備されており、すぐにコンテンツ制作に取り掛かることができます。

多くのCADソフトからのインポートをサポート

複数のCADソフトからモデルを取り込むことができ、さらにTwinmotion上でそれらを統合することも可能です。サポートするCADソフトは続々と追加されています。
Unreal Engineと連携可能なDatasmith形式のインポート・エクスポートにも対応しています。また、Twinmotionと連携するためのプラグインが各CADに提供されています。

CADについて詳細は、「CADとは？機能やメリット、導入時のポイントをわかりやすく解説」の記事で解説しています。

豊富なマテリアル・アセット

ガラスや金属など、高品質なマテリアルが多数用意されています。Quixel MegascansやAdobe Substance3Dマテリアルなどの、より高品質なマテリアルも使用可能です。

高品質なコンテンツの作成ができる

高品質なコンテンツを作成できることがTwinmotionの大きな特徴の一つです。3Dモデルをインポートして、光や影などの環境効果をリアルタイムに確認できます。静止画や動画などのコンテンツを短時間で作成可能で、パストレーサーやLumen機能を使用すれば、よりフォトリアルなCGパースを作成できます。
また、リアルタイムレンダリングにより、最終的なコンテンツの状態を確認しながら製作ができるので、作り直しが減り、コンテンツ制作にかかる時間を大幅に削減することが可能です。

リアルタイムレンダリングについて詳細は、「リアルタイムレンダリングとは？基本知識やメリット、活用事例を解説」の記事で解説してます。

点群データのインポートが可能

Twinmotionは点群データをインポートすることができます。本来の座標位置に合わせることも可能で、その他複数の点群を統合することや、3Dモデルと点群を合わせることもできます。取り込んだ点群は、断面表示や高度の色分けといった表現も可能です。

点群データについて詳細は、「点群データとは？活用事例や取得方法・3Dモデルにする方法を解説」の記事で解説してます。

プロジェクトの共有

Twinmotionで作成したコンテンツを、顧客やプロジェクト関係者と共有できるTwinmotion Cloudも用意されています。

• ・作成したコンテンツを360°見回すことや、天候・時刻などが変更できるプレゼンテーション
• ・複数のパノラマ画像をセットにして、Cloud上で閲覧できるパノラマセット

これらのプレゼンテーションやパノラマセットを使って効果的なプレゼンテーションができるでしょう。
以下は、Twinmotion Cloudで作成したパノラマセットです。
※パノラマセットサンプルデータ埋め込み
https://twinmotion.unrealengine.com/panorama/YdVaHVN2wvmklsK6

Unreal Engineへブラッシュアップ

Twinmotionで作成したファイルは、Unreal Engineに取り込んでブラッシュアップできます。
その他、特徴や機能の詳細などについては、Twinmotion製品概要をご覧ください。

Twinmotionの使い方

Twinmotionのユーザーインターフェイスはとても直観的なので、すぐに使い始めることができます。ここでは、Twinmotionの基本的な使い方についてみていきましょう。

Twinmotionには、ビジュアライゼーションのためのさまざまな機能やアセットが用意されています。それらを活用することで、高品質な静止画、パノラマ、動画を短時間で作成できるでしょう。
Twinmotionの製品情報などについては、こちらをご覧ください。

使い方をマスターしてTwinmotionを思いのままに使いこなそう！

Twinmotionは、アイコンベースのインターフェースで短時間に習得ができるビジュアライゼーションソフトです。SketchUpなどの3DモデリングソフトやBIMソフトと合わせて活用することで、初心者でも簡単にハイクオリティなコンテンツの作成が可能です。最先端のリアルタイムビジュアライゼーションツールをぜひ体験してみましょう。

トライアル版（評価版）はこちらをご覧ください。

※Unrealサブスクリプショントライアル申し込みから、トライアルのお申し込みページに遷移します。TWINMOTION 2023.2 を入手しましょう のさらに下方にある 今すぐトライアルを開始 をクリックし、Unreal サブスクリプション体験版エンドユーザー ライセンス契約 に同意の上、Unrealのトライアル にて必要事項をご記入しお申し込みください。
※トライアルは30日間Twinmotionの機能をお試しいただくためのもので、商用利用はできません。