SU PodiumV2.6 アップグレード
(V2.5から / Podium Browserライセンスあり)

SU PodiumV2.6 アップグレード
(V2.5から / Podium Browserライセンスあり)

新機能紹介



新インターフェース

SU PodiumV2.6ではツールボタンが新しくなりました。

その他に以下のような機能が新しく追加されました。

HDR背景を使用した画像ベースの照明効果

Podium自然光に画像ベースの照明(IBL)を使用してレンダリングを行いうことができるようになりました。
オプションダイアログの環境タブ>背景 のプルダウンメニューからHDRを選択すると、HDRタブがクリック可能となりますのでHDRI背景イメージを選択します。
HDRタブのダイアログで実行できる機能は、イメージ選択、回転、露出の3つです。



レンダリングにHDRIを適用すると、HDRI画像が持っている照明を利用してレンダリングします。
HDRI画像自体の明るさ編集も可能なため、より簡単に明るさがコントロールできます。

上図左:HDR不使用(Podium物理的な空2)―モデル自体に照明効果が無い為他に光源を作成しないと暗い印象です。
上図右:HDRI/IBL使用(SUNSET01)―HDRI画像の照明のみでモデル自体が照らされます。



標準で以下のようなHDRI画像が準備されています。






さらにPodium Browserには複数のHDR背景が用意されています。

その他所定の箇所にHDRI画像を保存することでお好きなHDRI画像を追加して使用できます。

回転(Rotation)/露出(Exposure)スライダ

露出スライダは、HDRIから放たれる照明の強度を制御します。 プレビューウィンドウを見ながらHDR画像をスライダで回転させたり明るさを調整します。

影方向

イメージベース照明では、画像上の太陽の位置がHDRIレンダリングに反映します。 画像にある光源から光を放射していると考えます。
HDRI照明がオンの場合、SketchUpの日付/時刻設定は反映されません。
※HDRI使用時に影方向を変更するには、HDRIダイアログの回転値を変更するしかありません。
下記をご留意ください。

  • 残りの背景イメージに合わせて太陽を移動することはできません。
  • 太陽の高度を変更することはできません。仮にそのHDRIが午後5時に撮影されたものであれば、太陽は常にその日のその時刻に一致する位置になります。 空にある太陽の高度を変えるには、別の背景を選ぶしかありません。

HDRI 照明用推奨プリセット

HDRIでレンダリングする際は、Exterior and Interior Fine AA プリセットを使うことをお勧めします。


ノイズ比較 – 左:Exterior default、右:Exterior Fine AA
※ これらは速度がプリセットなので、最終イメージを作成する段階になるまではinteriorやexteriorの「default」プリセットを使ってテストレンダリングすることをお勧めします。

Podium Browser

インターフェースが新しくなり、有償コンテンツの利用のためのライセンスがSU PodiumV2.6のライセンスと統合されました。

また、カテゴリとサブカテゴリ間の検索操作が大幅に速くなりました。スライダをクリック&ドラッグしてカテゴリ全体をすばやくスキャンできます。
新しいソートオプションを使えば、100個のサムネイルを一度に表示できます。

※PodiumBrowserのご利用にはインターネット接続が必須です。

Podium BrowserとSU Podiumが1つのライセンスになりました

V2.6から、Podium Browserの有償コンテンツがSU Podiumライセンスに含まれました。
V2.6にアップグレードすれば、Podium Browserライセンスをお持ちでなかった人でもPodium Browserライブラリにアクセスできるようになります。
SU PodiumV2.6へアップグレード 12,500円(税込:13,750円)

Podium Exporter

「シーンの処理」部分を担うPodiumExporterがマルチスレッドプロセスになりました。複数のコアを備えているCPUを使用することでレンダリングエンジンへの出力にかかる時間が削減できるようになりました。

Podium Image EditorのHDR対応

PodiumImageEditer(PIE)はHDR形式の画像編集をサポートしました。

その他


サーバーライセンスに対応致しました。ライセンスの認証/解除にはインターネット接続が必須です。



レンダリング設定が個別のSketchUpシーンとともに保存されるようになりました。