SketchUp Pro2015およびSketchUp Pro2016をお使いの方がSketchUp Pro2017にアップグレードした際の、ライセンスの振る舞いに関しまして開発元担当者に確認をおこないました。
(Trimble SketchUp Knowledge Operations Manager:Tommy Acierno氏)
SketchUp Pro2014以前のバージョンをお使いのお客様は、以下の動作の影響はありません。
内容を記載いたしますので、ご確認をお願いいたします。
【SketchUp Proコマーシャルライセンス(スタンドアロン版)の場合】
SketchUp Pro2015およびSketchUp Pro2016(以後Pro2015、Pro2016)をお使いのお客様がSketchUpPro2017(以後Pro2017)にアップグレードした場合、Pro2017のライセンス認証をする前にPro2015、Pro2016のライセンス認証をしていれば、そのパソコンではPro2015、Pro2016を使い続けることが可能です。
※上記はサポート&メンテナンスの期間内か期間外かに関わらず動作します。
以下の場合は、Pro2015およびPro2016のライセンス認証ができませんので、ご注意ください。
■Pro2017をライセンス認証した後は、新しいパソコンにPro2015およびPro2016の
ライセンス認証はできません。
※Pro2017をライセンス認証していなくても、開発元で自動アップデートを行っている
お客様は、新しいパソコンにPro2015およびPro2016のライセンス認証をすることが
できません。
■Pro2017をライセンス認証した後に既存のPro2015およびPro2016をアンインストールした
場合、再度同じパソコンにPro2015およびPro2016をインストールすることは可能です。
ただし、Pro2015およびPro2016をアンインストールする前にライセンス削除を
行ってしまうと、同じパソコンでライセンス認証は出来なくなります。
■Pro2015およびPro2016をインストールしているパソコンがPro2017を
ライセンス認証した後に壊れてしまった場合、以下のライセンスファイルが
残っているならば、同じパソコンにPro2015およびPro2016を
インストールすることができます。
C:\ProgramData\SketchUp\SketchUp 2015\SketchUp.lic
C:\ProgramData\SketchUp\SketchUp 2016\SketchUp.lic
ただし、ライセンスファイル(SketchUp.lic)が破損または紛失している場合、
ネットワークアダプターなどのハード機器を変更してMacアドレスが変更された場合は
ライセンスファイルが存在していてもライセンス認証ができません。
つまりPro2015およびPro2016の再ライセンスに関しては
1.所定の位置にライセンスファイルが存在している
2.パソコンのMAC Addressが変わっていない
という2点が必須条件となります。
【SketchUp Proコマーシャルネットワークライセンスの場合】
Pro2017ネットワークライセンスにアップグレードした場合、何れかのマシンでPro2017をライセンス認証した時点から60日後に、全てのマシンでPro2015およびPro2016ネットワークライセンスが停止します。
<株式会社アルファコックス>
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